16歳~19歳未成年の障がいのある子の親なきあとの「お金」の話

MAILMAGAZINE
メルマガ情報

2020.07.17

16歳~19歳未成年の障がいのある子の親なきあとの「お金」の話

----TOPIC----------------------------------------------------------------------------------------
■   まえがき
■□  新連載:16歳~19歳未成年の障がいのある子の親なきあとの「お金」の話
■□■ 連載:わき腹シェイプアップとエックス運動
---------------------------------------------------------------------------------------------------

■□ まえがき ■□--------------------------
親なきあと問題のみならず、相続対策の専門家としてセミナーをされている鹿内幸四朗さんにご寄稿いただきます。『専門用語を使わない』セミナーとカウンセリングには定評があり、『争族・あらそうぞく』にならないための『相続の予防医学』を受講した人は、全国に3万人を超えています。

未成年知的障碍者のための、親なきあとの生前対策『親心後見』『親心遺言』を実家信託協会とともに開発され、自ら最初に実行をされています。
北海道出身、東京在住の50歳。ダウン症のひとり娘17歳の父親でもあります。

鹿内 幸四朗 プロフィール
・社団)日本相続知財センター本部 専務理事
・社団)日本相続知財センター札幌 専務理事
・社団)実家信託協会 専務理事
・社団)ねんきんFPアドバイザー協会 理事
・社団)相続知財鑑定士協会 理事
・税理士法人中野会計事務所東京事務所 事務長
・相続知財鑑定士
・相続診断士



───────────────────────────────────…‥・ 
 ■ 新連載:専門用語を使わない!!
         16歳~19歳未成年の障がいのある子の親なきあとの「お金」の話
                      ~親として「行動」したこと、「サキヨミ」すべきこと~
                     第1回 ニーバーの祈り~私たちの課題
───────────────────────────────────…‥・
今回の連載では、未成年のうちだからこそできる準備をお話します。
民法改正により、2022年4月からは、18歳で成人となります。16歳~19歳の障がいのあるお子さんのご家族には、特に知っていただきたい内容です。

今回は、連載の第1回として、「ニーバーの祈り~私たちの課題」をテーマに解説します。

私には17歳のダウン症の一人娘がおります。親なき後、娘をどうやって守っていけばよいのかとさまざまに研究をしてきました。
これを同じ障がいのあるお子さんを持つ立場の人に紹介したいと思っています。
まず、『親心の記録』というものを無償で配布しているので、それを読んでいただけたらこれからの話がもっとよくわかります。

親心の記録とは? 
障がいのあるお子さんを持つ親じゃないとわからない情報、子どもの心や体のことを書き留めておくノート式の冊子です。平たく言うと、「うちの子のトリセツ」でしょうか。支援者などに子どものことを引き継ぐためのノート。まずは入手して手に取ってみてください。それからこの話を聞くと、もっとわかりやすいと思います。
最後のページに、全国各地の日本相続知財センター支部が書いてあります。そこでも配布しています。

さて、本題に入りますね。
今回は、オープニングとしてこれからの連載でお伝えする概要をお話します。

 第1回 ニーバーの祈り~私たちの課題

私が障がいのある子どもを授かってから、感銘を受けた言葉があります。
アメリカの神学者、倫理学者ラインホールド・ニーバー(1892-1971)がマサチューセッツ州西部の山村の小さな教会で1943年の夏に説教したときの祈りの言葉です。

「変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。」
ラインホールド・ニーバー(大木英夫 訳)

 
十数年前にこの言葉教えてもらって、腑に落ちました。

娘が生まれたその日に医者からダウン症であることを告知されたことを今でも覚えています。
娘の障がいを受容し、そこからどう立ち上がっていくか? 
子どもが今後、関わっていくであろう社会的環境(制度や法律、お金等)や子どもの障がいを変えることはできません。変えることのできるものは自分自身です。

そのために勉強しなければと思いました。自分の中で知恵を持ち、理解したたうえで対処したほうがいいと考えました。

私は、いつも講演会を行うとき、「どんなことで困っていますか?」「何を聴きたいですか?」と講演を聞きに来られる方に聞いています。
1つは「子ども」、2つは「自分自身」、3つ目は「自分たちの親」のことです。

1つ目の子どもについての困りごとでは、一番多くは未成年の時期の対処方法、次に多いのがきょうだいについてです。
「きょうだいは頼れない」、「負担をかけられない」という親御さんが多く、きょうだいがいる場合、どうするかを悩まれています。
また、一人っ子の場合も、自分たちがいなくなった後に子どもを一人残すことに不安があります。

どちらにしても、子どもに「お金をどうやって残せばいいか」、「いくら残せばいいか?」という質問が多いです。

2つ目の自分のことですが、母親の95%が「自分の老後について」不安に思っています。
長生きした時の生活費を心配しています。
今は、人生100年時代、年金2千万問題なども取りざたされています。
「お金が足りないのではないか」、「自分の老後にいくら用意すればいいか」が気になっているようです。

お父さんも含めて、夫婦の年金だけで生きていけるかというと、やはり無理だと思います。
将来必要なお金を、理論立てて計算して教えてほしいというニーズが多いです。

3つ目が親のこと。
筆頭に出てくる質問は、「親が認知症になったらどうせればよいのか」ということです。

私の場合、49歳の時点で妻の両親と自分の両親が亡くなっています。こんな早くに親が亡くなることはめずらしいことかもしれません。
32~33歳から親の介護をしてきました。そして4名とも全員病気になり、認知症になって亡くなっていきました。
認知症の親とどう向き合うかはとても切実な問題です。
法的に、金銭的に、「親が認知症になるとどうなるか」をよく知っています。

例えば、親と同居しない場合、家が空き家になることがあります。
その実家の始末をどうするか、売りたいときに売れるのか。
それらは、自分たちと自分たちの子どもにも大きく影響します。
自分たちが年を取ると、いろんな角度で、困りごとで出てくるのです。

先ほどの実家の話だけでなく、親からの相続などについて、無知だと危険です。
困らないように、冷静に判断するための知恵を持ち、トラブルを回避するための対策を実行する勇気を持つべきだと思うのです。

次回からの連載では、これらの内容について詳しくお話ししていきます。



───────────────────────────────────…‥・ 
 ■ 連載:自宅で"楽な体"になるための実践エクササイズ 「スッキリお腹への道」
            第5回 わき腹シェイプアップとエックス運動
───────────────────────────────────…‥・
第5回は、美しいシルエットを目指したいと思います。前から見た姿、後姿で気になるのは、ウエストのくびれです。横からみても、やはり、ウエスト部分が凹んで見えると美しいですね。
「スッキリお腹への道」の目標に近づいてきました。

これまでの回に比べてちょっとだけスピード感があり、ハードな動きになります。動きがハードになるということは、代謝率が高くなっていき、カロリー消費が増えます。また、筋肉の収縮弛緩の繰り返しがしっかりと行われ、全身の筋肉に刺激が届く動きです。

更に楽しみながらやるために、音楽を聞きながらリズムに合わせて行ったり、大きな鏡の前で自分の動きや姿を確認しながら行うのもよいでしょう!

図1

(1) 両腕の肘を曲げ、胸を開きます。
(2) 左右交互に骨盤をもち上げます。 
 その時、左右の腕も交互に下げ、肘と骨盤をつけるように行います。

*ポイント:顔を正面に向けて行ってください。(下を向いて、猫背にならないように)
      音楽などに合わせ、軽快に行っても楽しいです。

図2

(1) 右手はグーにして、肩のあたりに、左手は腰に当てて、
  ハーフスク ワット体制をつくります。
(2) 重心を左足に移動しながら、腕を斜め上に伸ばします。
 この時、右手は、グーからパーに開きます。

*左側10回 → 右側10回 → 左右交互に10回

図3 エックス運動

(1) 立位姿勢で行います。両手を横に伸ばします。
(2) 右脚軸にして、左脚を曲げて、後方で右手と左足タッチ。
(3) 左脚軸にして、右足を曲げて、後方で左手と右足タッチ。

*ポイント:タッチする時に上体を捻り、タッチの瞬間を見ること。
       (無理ならば、見るようにする)
*片方向で行ったり、左右交互に行ったり組み合わせて楽しみます。
 

-----------------------------------------------------------------

 第6回 仕上げは、全身伸ばしストレッチング(最終回)

これまで「スッキリお腹への道」として様々なエクササイズに取り組んできました。まず、よい姿勢を意識してキープすること、筋肉を緩めてリラックスさせること、筋肉の収縮弛緩運動の中で広げる・縮める・伸ばす・反る・捻るなど意識しながら動かしました。

仕上げは、全身を伸ばして整えるストレッチングです。忙しくて運動することを忘れてしまうほどの時でもこれは、忘れてほしくないストレッチングです。1日に何回行っても大丈夫です。

ストレッチングの効果は、かなり知られてきていますが、あらためて確認してみまししょう。まず、柔軟性を高め、可動域が広がります。 運動前のウォーミングアップに取り入れることで、筋肉の緊張を和らげてケガを予防します。血液循環がよくなり、疲労回復に効果があります。そして、リラックス効果です。体だけではなく、精神的にも落ち着いて心地よい感覚になります。

ストレッチングをしながら、自分の心と体に向き合ってください。 今、自分の体は、何を訴えているのかな?!この体の痛みや思うように動かないのは、どうしてなのかな?! ~運動し始めたら、日に日に変化していく自分、目標や理想に近づいていく自分・・・向き合うことが大事です。

やがて、心と体が正のスパイラル(好循環)になり、スッキリお腹と笑顔で満ちた日常生活になることを願っています。

図4
(1) 壁に両手を付いて上体を水平位置まで
  下げます。足は、肩幅です。
 (壁や机など安定したものなら何でもOK)
(2) ゆったり呼吸に合わせ、息を吐きながら、肩腰を入れていくようにします。
(3) 息を吸いながら、腰を緩め丸くします。

*(2)と(3)を繰り返します。

*+α 手の位置を縦に置き、上体を捻り体側や脇、腕などを伸ばします。

図5
(1) 仰向けに寝て、全身を伸ばします。
(2) 伸ばしては緩め、伸ばしては緩めるを数回
 繰り返します。


◆渡邊典子さん
フリーランス:大学非常勤講師(健康とスポーツ・生涯スポーツの基礎・体育実技)
健康運動指導士、太極拳指導員


■□ あとがき ■□-------------------------- 
渡邊典子さんの連載が終わりました。新型コロナウイルスを警戒せざるを得ない状況はまだ続きそうです。自宅でできる実践エクササイズを、不活発にならない生活を送る工夫のヒントにしていただければうれしいです。

次号は、3週間先の8月7日(金)となります。

メルマガ登録はこちら

テーマからさがす

全ての記事を表示する

©LEDEX Corporation All Rights Reserved.