災害時に役立つ情報サイト大特集

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2011.03.18

災害時に役立つ情報サイト大特集

3月11日に起きました東北地方大地震で、被害に遭われた方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。

微力ではありますが、本メルマガで、災害や緊急状況で役立つ情報をまとめました。多少なりともお役に立てれば幸いです。

また、ツイッターでも自分の目で確かめた有用な情報を、できるだけ厳選し発信していきます。

編集長 gotoledex ツイッター https://twitter.com/gotoledex

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【目次】
(1)災害時に役立つ情報サイト大特集
(2)mayaさんの「スクールカウンセラー奮闘記」16・最終回
(3)おすすめコンテンツ「親子アスペルガー」

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(1)災害時に役立つ情報サイト大特集

ツイッターを始めとする膨大な情報の中から、編集長が厳選してお届けする情報サイトの特集です。

●誰でも知っておきたい

1) SAVE JAPAN! 災害に関連して様々な情報が網羅されている。
PCと携帯電話に対応。県別の被災者(障がい者、高齢者)トイレマップや給水、炊き出し場所など、関連する豊富な最新情報が記載されています。
多数の言語による記載ページもあります。
http://savejapan.simone-inc.com/index.html

2) NTT東日本 災害用伝言ダイヤル 171
被災地への通信がつながりにくい状況で、家族への伝言を残す、聞くことができます。被災地以外の方も、日ごろから登録されておくことをお勧め。
http://www.ntt-east.co.jp/saigai/voice171/index.html
web版:同ブロードバンド伝言板 web171
http://www.ntt-east.co.jp/saigai/web171/index.html

3) グーグル消息情報 Person Finder
3月16日時点で、21万6千人の記録が登録。
日、英、韓、中、ポルトガル、スペイン語に対応。
http://japan.person-finder.appspot.com/?lang=ja

番外1) 緊急災害電話の無料通訳 提供:株式会社ブリックス
電話番号:050-5814-7230
日本人がそばにいる状態で外国人が利用できる。
英、中、韓:24時間対応
ポルトガル、スペイン:9:00~18:00
http://www.bricks-corp.com/

●被災地の人に向けて

4) PDFパンフレット ─避難所での健康と生活─
兵庫県立大学21世紀COEプログラムが、阪神・淡路大震災の経験をベースに避難所で生活する高齢者と家族が知っておきたい情報を収録。
http://www.coe-cnas.jp/group_senior/manual/pdf/senior_hinanjyo.pdf

5) 兵庫県立大学大学院看護学研究科21世紀COEプログラム
今回の震災用に立ち上げた情報ページ。災害が発生した経過ごとに、知っておくべき情報がまとめられています。英語版もあります。
http://www.coe-cnas.jp/

6) 子どもの心のケアのために-災害や事件・事故発生時を中心に-
文部科学省が作成した、災害に遭遇した子どもの心のケアの留意点をまとめたページ。新潟県中越沖地震の調査結果も収録されています。
http://www.mext.go.jp/a_menu/kenko/hoken/1297484.htm

番外2) 災害時の母乳育児支援の情報
災害で母乳やミルクが不足した際の対応方法をまとめています。
http://blogs.yahoo.co.jp/nicu_sp25/8449626.html

番外3) YouTubeで見られるNHK番組コレクション
災害のニュースは大切ですが、見過ぎると悪影響も。そんな時には、過去の楽しい番組をこちらでどうぞ。
http://www.youtube.com/NEPYOU

●障がいのある人に関連して

7) 障害者と災害-障害者が提言する、地域における協働防災のすすめ-
視聴覚障害、身体不自由、知的障害など、障がい別に配慮すべき点がまとめられています。日本障害者リハビリテーション協会の作成です。
http://bit.ly/hahJHn

8) 防災ハンドブック 日本自閉症協会
自閉症の人が災害にあった時の対応をまとめたものです。支援者用、当事者と家族用、さらに当事者にいざという時に渡しておきたい「助けてカード」があります。
http://www.autism.or.jp/bousai/index.htm
下記ページでは、上記が携帯電話で読める版とその他の情報があります。
http://www.autism.or.jp/cgi-bin/saigai/

9) 災害時の発達障害児・者支援 by 発達障害情報センター
国立障害者リハビリテーションセンターが3月15日に立ち上げたページ。
今後の充実が期待されると判断し、ご紹介しています。
http://www.rehab.go.jp/ddis/index.php?action=pages_view_main

番外4) 手話と字幕の番組:目で聴くテレビ
NHKのテレビ番組を、手話と字幕で見られる聴覚障害者向けwebページ。
現在、緊急災害放送が放映されています。
http://www.medekiku.jp/index.html

番外5) DPI女性障害者ネットワーク
障がいのある女性の被災者について知っておいてもらいたいことを、現在、まとめつつあるブログです。
http://dpiwomen.blogspot.com/

●医療に関連して

10) 日本透析医会災害情報ネットワーク
全国で透析可能な病院の一覧が掲載されています。被災エリアについては、最新の情報を収集しながら反映していますので、大変有用です。
http://www.saigai-touseki.net/sendsdata/total.php

11) 人工呼吸器を利用する在宅医療患者の緊急相談窓口
厚生労働省の通達です。東北地区及び新潟県と、関東地区等の2つのページがあります。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001509c.html
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000014wz7.html

12) 被災地の精神科病院の情報
青森から千葉まで災害を受けた8県ごとに精神科病院の稼働状況を収集し、記載しています。ACT全国ネットワークの運営です。ただし、情報については仕組み上、正確を期すことが難しいので、留意して活用ください。
http://assertivecommunitytreatment.jp/ph/

13) アスクドクターズ:医師に直接、質問
インターネット上で、医師に直接質問し、回答が受けられる有料サービスを被災に遭われた方向けに無料提供しています。
エムスリー株式会社の提供です。
http://www.askdoctors.jp/assistance/311care.do

14) お薬検索
用途が分からなくなった薬を、臨時に利用したい時などに調べることのできるページです。錠剤の刻印やパッケージの記号、症状、疾患名等からも検索できるので、とても便利です。病院検索QLifeの提供です。
http://www.qlife.jp/meds/

番外6) iPhoneアプリ「家庭の医学」提供:時事通信出版局
3月31日までの限定で、無料ダウンロードできます。
http://itunes.apple.com/jp/app/id418302395?mt=8

●被災地支援に関連して

15) 義援金・募金・寄付のまとめページ
日本赤十字社を始めとする寄付金の窓口をまとめたページです。窓口によって、お金の使われ方が異なりますので、誰をどのように支援したいか慎重に検討してから、選択することをお勧めします。
http://matome.naver.jp/odai/2129989217646489401

16) 平成23年東北地方太平洋沖地震等におけるボランティア・NPO活動支援のための募金
被災地に直接支援するのでなく、支援活動をする団体に対して、資金提供する場合はこちらを選択します。厚生労働省の判断で、社会福祉法人中央共同募金会が担当することになりました。
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=161831

17) ボランティアの受け入れ
厚生労働省の判断で、全国社会福祉協議会 地域福祉部 全国ボランティア・市民活動振興センターが、必要なボランティアの募集とボランティア希望者の受け入れと差配をすることになりました。
http://blog.goo.ne.jp/vc00000/

18) 救援物資の申し出と運搬スキーム
個人を除く企業あるいは団体が食料、水、生活用品などの救援物資を提供しようとする場合、防衛庁が運搬を担当します。下記ページに窓口を記載。
http://www.mod.go.jp/j/press/news/2011/03/16a.html

●その他、お勧め

19) ツイッターによる電車の運行・混雑情報ページ
JRや私鉄を利用している人が、時々刻々、自分の遭遇している状況を発信し共有するページです。自分の乗っている電車がなぜ今、停まったままなのかこの電車に乗るべきかそうでないかなどの判断に使えます。
http://dl.dropbox.com/u/15393707/JR1.html

20) ツイッター情報の真偽を見分けるために
公的機関等からの正式な情報を発信するツイッターアカウントの一覧ページです。迷ったら、この中の、関連する公的アカウントからの情報かどうかを確かめましょう。
http://twinavi.jp/news/detail/12381

番外7) もっちさんの、心に残るつぶやき集
大学生のもっち(鶴田浩之)さんが、地震発生後に投稿された Twitter のつぶやきの中から、心に残るつぶやきを選んでまとめています。
http://prayforjapan.jp/message/

もっちさんのブログはこちらです。http://www.mocchiblog.com/

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(2)mayaさんの「スクールカウンセラー奮闘記」16(最終回)

<これまでのあらすじ>
アスペルガー症候群の状況と推定され小学校1年からずっと教室に入れず、休み休みながら保健室への登校を続けてきたA子。中学校に入学し、なんとか教室登校からスタートしましたが、2学期からは教室に入ることが難しくなり、校内の別室「ふれあい教室」から少しずつ授業への参加を始めました。1年3学期が終了する頃には、午前中の授業に参加できる程度の持久力がついてきました。2年生になり少しずつ自分と向き合い始め進路を考え、3年12月の専門学校の入試に合格し、ほぼ教室で1日過ごすようになりました。
そして卒業式の練習に参加し、卒業式本番をめざしてきました。A子の卒業式とその後の様子、振り返りを紹介してゆきます。

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A子は、いよいよ卒業式に臨むこととなりました。準備として胸ポケットには、飼っている猫の写真を忍ばせ、式の移動時には足元を見て伏し目がちに歩くことを打ち合わせました。また並ぶ列の前後の者には、それとなくA子への気配りをお願いしておきました。

いよいよ卒業生の入場です。式場の体育館の入り口では、A子は猫の写真を見て気持ちを落ちつけようとしています。写真をポケットにしまって、さあ入場です。前の列の女子が「私の後をついて来たら、大丈夫じゃけえね」と声をかけてくれました。A子の後ろ姿は、前を歩く女子について式場である体育館に消えてゆきました。

体育館の中は、吹奏楽部の演奏と在校生や保護者の拍手の音で一杯です。A子は、その中を紅潮させた頬を下に向け伏し目がちに行進しました。卒業証書の授与でも、前の女子に続いて「はい」と大きな声で応え壇上での所作をやり遂げました。退場するA子は、前の女子の背中を見つめながら少し胸を張って歩いているかのようにも見えました。その横顔は、少し誇らしげにも見えます。

体育館から出てきたA子は、ふれあい教室の先生を見つけて駆け寄り、「終わった!」と嬉しそうに笑顔で声を掛けました。「春から高校生やね」と返された言葉に照れくさそうに、笑って手を振っていました。

こうしてA子は中学校を巣立ってゆきました。高校通信のサポート校を兼ねる専門学校に入学したA子は、特待生として緊張した日々を過ごしていました。それでも母校を訪ねてきたA子は、「少人数だからクラスメイトともやり易い」と言っていました。専門学校の先生からも、「新しいパソコンの科目にも積極的に取り組み優秀な成績で、本当に他の模範となってくれています」と、連絡がありました。

少人数のサポート校は、A子にとって環境調整された行動し易い場となっているようです。発達障害を抱える生徒への進路支援では、自分に合った環境がうまく伝えられない生徒の気持ちを確かめながら、いっしょに適切な進路と環境選びを手助けします。保護者の進路への思いと本人の思いがズレていることも多く、進路選びを通して本人・保護者・支援者の考えを交流させながら関係者の統一した進路への方針を形成します。

義務教育の中学を卒業し、次の進路を決めることは、人生の岐路とも言える難しい問題ですが、それだからこそ本人が自己主張を形成する千載一遇の機会であると言えます。ピンチがチャンスと視点を変えると、状況が変わって見える(認識される)。チャンスとすれば、やれることが見えてくる。これが認知行動療法と呼ばれるアプローチです。

中学校等に派遣されているスクールカウンセラーへの相談内容は学校に対しても、守秘義務によりプライバシーは守られています。どうすればいいか分からないと行き詰まりを感じた場合は、安心してスクールカウンセラー制度をご利用ください。

これでA子のお話を終わります。よろしければ皆様のご感想を寄せていただけるとうれしいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(文責:maya)

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(3)おすすめコンテンツ「親子アスペルガーちょっと脳のタイプが違います」

アスペルガー症候群の実態は、日本の第一人者、加藤進昌・昭和大学教授の最近の実態調査でもはっきりしないようです。ADHDとは判別が難しいですしディスレクシアなど学習障害の症状を合わせもつ場合も多数あります。

著者、兼田絢未氏は37歳でアスペルガー症候群の診断を受けました。それまで他の人と違った感性や考え方による多くの問題に悩みながら、生活し、二人の子どもを産み、育ててきました。子どもたちが成長するにつれ、自分と似た形で、社会との関係性で苦しむ場面に接し、実体験に基づいて、問題解決を試行した記録が本書です。つまり、アスペルガーをもっともよく知る人が行った、アスペルガーの成長を助ける成功の秘訣、あるいは失敗する原因を知ることのできる「最高のノウハウ本」といえます。

内容は濃く、涙させられるところも多いのですが、兼田氏の軽妙な文体と生来の明るさで、とても読みやすい本になっています。随所に、実際に子育てに使用した手作り教材の写真や、子どもたちに問題や必要な知識を説明するために書かれた文章も収録されており、大変に参考になります。

発達障がいに関係する人にも、発達障がいのことを知りたい人にも、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

「親子アスペルガー ちょっと脳のタイプが違います」兼田絢未著、
2011年3月発行、合同出版、20.8 x 15 x 1.8 174ページ、1400円(税別)

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3月26日(土)27日(日)あいち健康プラザ(愛知県知多郡東浦町)で開催される「こどもの福祉機器展~チャレンジドフェア」に参加します。筆者の出身地、愛知県でのイベントで、初めて「こども脳機能バランサー」を出展します。

東海地方の子どもたち、保護者の方たちに元気を届けられるようがんばりたいと思います。お時間のある方ぜひお立ち寄りいただいて、声をかけていただければうれしいです。

会場のあいち健康プラザ http://www.ahv.pref.aichi.jp/

次回メルマガは、4月1日(金)です。新たにスタートする、ニコこどもクリニック院長、本田真美先生の新シリーズにご期待ください。

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