明けましておめでとうございます

MAILMAGAZINE
メルマガ情報

2011.01.01

明けましておめでとうございます

謹賀新春

旧年中は、拙いメルマガをお読みいただき、ありがとうございました。
皆様に情報を発信するという活動を通して、様々な事柄に対しての理解が、一層深まったように思います。改めまして、心より感謝申し上げます。

次号は7日(金)の予定ですが番外編で、皆様そして、お子様に読んでいただきたいファンタジーをご紹介させていただきます。

邦題は、黒猫オルドウィンの冒険-三びきの魔法使い、旅に出る。米国で出版された原題は、The Familiars。著者は二人の米国人、アダム・ジェイ・エプスタインとアンドリュー・ジェイコブスン。出版は早川書房で、訳者は大谷真由美です。

題名にもなっているファミリアは、文中で使い魔として解説され、魔法使いが活動する際のパートナーの動物のことです。ハリーポッターではハリーの白フクロウなどが登場します、単なるペットで、ファミリアとは異なります。日本では、夢枕漠の陰陽師に登場する式神がありますが、命を吹き込まれたモノが主人の意を果たすためだけの行動をしますから、これとも異なります。しいていえば、フィリップ・プルマンのライラの冒険シリーズに登場するダイモンが近いでしょう。ただ、ダイモンは主人の別人格としての存在で、主人の性格の範囲で行動しますが、この作品のファミリアは自分の意思で活動する点が違います。

黒猫オルドウィンの冒険では、魔法使い見習いが3人登場します。14歳の男女と11歳の男の子、それぞれのファミリアは、鳥(アオカケス)、アマガエル、そして、ネコです。大魔法使いの指導の下、修行に取り組む途中で、大魔法使いが殺され、3人の見習いが連れ去られてしまいます。大魔法使いがかけた最後の魔法で3日間は見習いたちの身は守られますが、それが過ぎると殺されてしまいます。そこで、3匹は自分たちのパートナーを救出すべく、冒険の旅に出る訳です。

J・R・R・トールキンの指輪物語では、身体の特徴や性格が異なる様々な人種が協力して活躍しますが、こちらでは哺乳類、鳥類、両生類と多様性はより大です。アオカケスはまぼろしを出す、カエルは未来視をする魔法が使えますが、ネコはまだ何も魔法が使えません。出身も前二者はそれぞれ由緒ある家系ですが、ネコは両親も知らない野良ネコで、ある偶然からファミリアとしての教育を受けるという設定です。3匹は、文化の違いや性格の違いで、葛藤をしながら、だんだんと協力をするようになり、幾多の困難を解決していきます。

この作品は3部作の予定で、第2巻 "The Familiars: The Secrets of Crownは本国で今年9月の発売予定。また、ソニーピクチャーズで、3Dアニメになることも決まっています。プロデュースはサム・ライミ(スパイダーマン等)監督はダグ・スウィートランド(マジシャン・プレスト等)。大いに期待しましょう。

公式Webサイトは英語版しかまだありませんが、質問に答えると最適のファミリアを助言してくれるコーナーなどがあります。ちなみに、僕の推奨ファミリアはワタリガラスravenでした。一緒になって大地landを守れ、との助言でした。

The Familiars公式サイト http://www.thefamiliars.com/

黒猫オルドウィンの冒険 " The Familiars" 著者:Adam Jay Epstein &
Andrew Jacobson、訳者:大谷真弓、出版:早川書房、2010.11
A5版、318ページ、1600円(税別)

====================================================================

では、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ご感想、ご意見などを募集しております。

メルマガ登録はこちら

本文からさがす

テーマからさがす

全ての記事を表示する

執筆者及び専門家

©LEDEX Corporation All Rights Reserved.