5. 頭に入る大きさの情報

5.1 おてだまの動作

おてだまは、同時に複数の身体の部位を使って、連続的に動作することで行う。その様子を見せるだけでは、どこに着目してよいかが分かりにくく、習得が難しい。
一連の動作を、ゆっくり提示するだけのものが多い通常の教材と、その改善例として、理解しやすい分量に分けての提示および部分と全体の関連の提示をする教材を示す。

A君が作った教材(未熟な教材の例)

おてだまの動きを見てみよう

前へ おてだま 次へ

右手に持っている玉を左上に放り投げます

どの点が未熟なのか?

  • おてだまの動画を見せてその説明をするだけである。
    (理解が難しい量の情報を一度に見せて、各人の努力にゆだねる)
  • 習得するまでの、具体的な道筋を明示していない。