ゆめ基金教材開発 デジタル教材の開発テクニックを学ぶ

3. 足場がけ Scaffolding

問題を解く際に利用できるツール(足場)を用意する。
その問題が解けることで、学習者にとってメリットがあることを理解させる。
さらに、その「足場を使う過程」が、問題解決をする具体的な方法となっているようにすることで、無理なく、問題解決の方法を身につけることができる。

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3.1 VOCA

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VOCA(Voice Output Communication Aid)とは、発話支援の方法のひとつで、音声によるコミュニケーションが困難な人のためのツール。
音声を出すことで得られるメリットを感じさせ、さらに、VOCAを使う過程で、コミュニケーションする文の仕組みを学ぶことができる。

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3.2 地図上の相対方位

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地図の読み方を学習する教材である。
地図上の特定の場所から見て、目的地がどの方位にあり、距離はどれだけか、という問題の解き方を説明するのに、簡単に測ることのできる道具を用意する。
その道具を使うそれぞれの段階で、「特定の場所から見て目的地がどの方位にあるのか」「そこから目的地までの距離はどう測るのか」を自然に学ぶことができる。

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