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「虹色教室」からのメッセージ・2

子どもの学習基盤作りを支援する大阪の「虹色教室」。算数を中心とした学びを展開しているこの虹色教室では、当社の「こども脳機能バランサー プラス」もご活用いただいています。
今回は虹色教室の代表である、未来奈緒美さんに「こども脳機能バランサー プラス」の感想や活用法について寄稿いただきましたので、2回に分けて掲載いたします。


こども脳機能バランサー プラスの使い方

『こども脳機能バランサー プラス』を使用する際、
パソコン上での知能訓練や遊びやゲームのようなもの、
としてしまわずに、
バランサーで見つかった苦手な分野を、実生活のなかで
使うようにしたり、現実の体験のなかで能力を伸ばしながら、
体験したことを整理したり、客観的な伸びを確かめる
といった目的で使うのもお勧めです。
 
バランサープラスは、13のタスクが用意されています。
それらは小児科医、リハビリ医、言語聴覚士、作業療法士、理学療法士らからなる専門家チームによって考案されたものです。
その子どもの発達の段階によって、かんたんモードに設定して、自分の能力に合った問題だけ繰り返しチャレンジできるようになっているので、さまざまな年齢のさまざまな発達段階の子が遊びやすいようになっています。
 
保護者のために、子どもが何が得意で何を苦手としているのか、グラフや表で表示された現在の状態や結果の推移を把握することができます。
また記録されたデータは、プリンタで印刷することもできるようになっているので、医師や専門士に相談する際に持参して、よりていねいなアドバイスを受けることもできます。

タスクの活用方法・感想

ききことば

■ききことば

文を理解する力をつける。、2語文、3語文と、次第に複雑な構造になる文章を聞いて、
いくつかの選択肢から正しい答えを選びます。何度も遊ぶうちに
、自然と文の構造が理解できるよう配慮してあります。
 
耳で聞く文章は、「もじ」でも確かめられるようになっています。
文字の読みの導入にも役立つタスクです。
聴覚認知の困難な子どもたちのための、聞き取りトレーニングにもご活用いただけます。
 
『ききことば』のタスクは、
「いちごはどれでしょう」
「ギターをひいているひとはどれでしょう」
「ライオンの上のいぬはどれでしょう」
といった質問を聞きとって、まぎらわしい選択肢のなかから答えをひとつ選んでいく課題です。
 
「ライオンの上のいぬはどれでしょう」のように関係を表す言葉を正しく把握しているかどうか、普段の会話のなかではわかりにくい時があります。
「お水!」「あれとって!」といった言葉で、コミュニケーションがこともよくあるからです。


わたしはだれ?

■わたしはだれ?

文を理解する力をつける。
2ヒントクイズ、3ヒントクイズの形で出題される、文字と音声がセットになった問題です。
「わたしはあかい」
「わたしはうみやかわのなかにいる」
「わたしはあそは8ほん」とか、
「わたしはほそながい」
「わたしはりょうりにつかわれる」
といった文を耳で聞き、(文字で確かめることもできます)いくつかの選択肢のなかから正しいイラストを選びます。
 
「しろとくろ」で「とり」とあっても、答えの選択肢のなかには、ペンギンとつばめのようにまぎらわしいものがあるので注意が必要です。
もうひとつのヒントである「わたしはそらをとぶことができます」
という言葉もきちんと聞いておかないと間違えてしまうようにできています。
 
聴覚認知の困難な子どもたちのための、聞き取りトレーニングにも最適です。


フラッシュライト

■フラッシュライト

遂行機能を強化。ワーキングメモリーを鍛える。
赤、黄色、緑、青のライトが光る順序を記憶しておいて、順序通りに押していくタスクです。


さめがめ

■さめがめ

遂行機能をゲーム感覚で鍛える。
シンプルなゲームとはいえ、画面全体に目を配ることや、最後まで作業をやりとげる力をつけてくれるよいゲームだと思います。


ジャストフィット

■ジャストフィット

平面のシルエットクイズで二次元の認知力を伸ばす。
平面のシルエットは大人でも迷ってしまうほど複雑なものもあります。
注意深く見比べないと間違ってしまいます。


りったいフィット

■りったいフィット

空間認識力を高めます。
立方体の積み木を組み合わせて作った三次元の立体を識別する問題です。
立体を描いた図を見て、それを頭のなかでイメージしなおすことができなくて体積の問題でつまずく子がけっこういます。
幼いころからブロックや積み木に親しんでいると、そうした苦手は防げるようです。
 
バランサーの「りったいフィット」の問題もゲーム感覚で3次元を捉える力を鍛えてくれると思います。


しかくたんさく

■しかくたんさく

数をたどっていきます。
2つのことを同時にこなすのがとても苦手な子がいます。
そうした子は単独で課題をこなしている時には高い能力をしめすのに、同時にふたつのことをしようとしたとたん、極端に能力が落ちることがあります。
 
このタスクでは、見本を見ながら必要なものを探す作業と、それを順番につないでいく作業を同時にスムーズにこなしていく力が要求されます。
楽しみながらやっていくうちに自然にこうした力を鍛えていくことができます。


ブロック

■ブロック

積み重なったブロックの数を数えます。
数を数えるだけとはいえ、見えない部分を推理して数える必要があるので、実はかなり高度な力を必要としています。


もぐらたたき

■もぐらたたき

集中力アップ。
すばやく判断して動く反射力が鍛えられます。
 
穴からは、クリックして退治するもぐらだけではなく、クリックしてはいけないさぼてんも出てきます。
画面全体の状況に注意を払い、思わず衝動的にさぼてんをクリックしそうになるのを我慢して正確に得点を上げていく作業をするうちに、感情を制御する力が鍛えられます。


スピードタッチ

■スピードタッチ

もぐらたたきと同様、冷静に判断し、正確に操作する力をトレーニングすることで、集中力を高めることができます。


くるま

■くるま

手と目の協応作業。 注意深く道路をたどらないとはみ出てしまうし、途中にある風船を割りそびれてしまいます。
集中してマウスをドラッグしていく作業は、文字を書く前のトレーニングにもなると思います。

未来 奈緒美